CASE STUDY
Case.3
大学内の体育館で長年使用されておられた、窓開閉用装置の部品が摩耗に伴い、使用が難しくなってきたので同じものが欲しいというご依頼をいただきました。
但し、既存品には図面がなく、現物1つしかないという状況で、かつ摩耗により形状も若干変化しているという難しい状況でした。
まずは、形状を明確にさせる必要があるため、今回製作する製品の相手側部品を取り寄せ、噛み合わせ確認や取付現場での設置確認を繰り返しながら、形状を確定するに至りました。
なお今回は数量がそれほど必要ではなかったため当初は切削加工での検討を進めておりましたが、本品は使用頻度により今後も摩耗の発生が予想されるため、将来のランニングコストを考慮し切削加工ではなく、なるべく型費を抑えることができる木型を用いた真鍮鋳造により成形を行いました。
このような案件のように図面等がなく現物しかなく、複雑な形状のものでも完璧に仕上げたものをお届けすることができ、大変喜ばれておられました。
対応が難しいかもしれないなと思うようなもの案件でも、当社では全力で対応させていただきますので、お気軽にお問合せください。
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